龍馬伝を見終えて

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101130-00000044-sanspo-ent

うむ。
やはり、世の中起こりそうなことから順に確実に起こるっていういい例ですね。
福山雅治ファンをなめちゃいかんよ。
福山ファンの福山に向けられる熱量をなめちゃいかんよ。
龍馬伝のDVD予約が大河史上最高とかいう話もさもありなんってカンジですよ。

いや、私も福山が駆け出しの頃から一貫して好きなんやけど、
本気度の高い福山ファンからしたら、私とかただの冷やかしみたいなもんやけん。
なんせ福山の歌とか全然興味ないし。
当然、ライブとか行ったこともないし。

そんな福山ファンと言うにはおこがましい、単なる福山が好きってだけの私的「龍馬伝」ベスト・シーンの発表です。

第一位:馬関の戦い(長州戦争小倉口合戦)における高杉晋作伊勢谷友介

いやー。
あれはすごかった。
戦場を着流しで三味線からって歩きながら、片手で敵を斬る高杉。つか伊勢谷。
一体どんな状況なんだっていう。
まわりで大砲とか炸裂しよるのに。
ただでさえ伊勢谷の登場回数って少なかった割にはものすごい存在感やったのに、あの演出はもはや「龍馬伝」ではなく、伊勢谷友介のPVであった。
あのシーンだけ動画で欲しい。
伊勢谷の登場シーンだけ動画で欲しい。

第二位:岩崎弥太郎香川照之)のノリツッコミ

最初の頃のあまりの汚さに、岩崎家からクレームが入ったとか入らなかったとか。
香川さん本人が相当楽しんでやりよったのがひしひしとわかる、ちょいちょいあった弥太郎のノリツッコミシーンには笑わしてもらいました。

第三位:溝渕広之丞ピエール瀧)のアドリブ

いかーん!いかーんいかーんいかーんいかーん!
見てた人にはわかるあのセリフ。
瀧のアドリブやったらしい。
それをその後更に他のシーンで福山も真似てアドリブやってたっていう。
それほど印象的かつ笑えるセリフやった。

けどまあ、ぶっちゃけドラマとしては駄作やったと思う。
映像とか撮影の仕方とか、なんかよく分からんけど大河の常識を打ち破った的な斬新な作品やったっていうのはわかるけど。
あまりにも魅力的に書かれてなさ過ぎな主要キャストが多すぎた気がするよ。
特に武市半平太とか。
まあ、龍馬を上げるための方策やったんかもしれんけど。
にもかかわらず、あんだけカッコよかった伊勢谷って一体。(結局そこに話が戻る)

さて、来週からはまた「坂の上の雲」第二部が始まるし。
また香川照之が出てくるけん、世間のご老人方が混乱せんか心配だ。