男子の本懐

政治とか経済に関しては全く疎いんで、株価云々とか聞いてもさっぱり意味が分からない私である。
経済どころか小学六年生の算数の問題すらあやふやだと言うに。

そんな私による、所謂「ライブドアショック」なる事件(だってテレビでそう言ってた)に関する雑感といえば。
とりあえず堀江という男は、来年辺り死んでもそんなに悔いは残らないのではなかろうか。
勿論、人間誰しも「これで充分」ということはそうそうなかろうし、あれだけ貪欲な男が人生これで満足と思うことなどないであろう。
しかし、この2年ほどの短期間で、日本の芸スポ欄のみならず、政治・経済欄までここまでひっかき回したんである。
欧米の新聞にも取り上げられているし。(ちなみに韓国のテレビニュースでアナウンサーが「ホリエ」ではなく「ホリエモン」として原稿読んでいたのに笑った。それ堀江貴文じゃなく馬だから。)
下手したら教科書に載ってもおかしくないレベルなんじゃないかと。
数年後の映画化も現実的にありそうである。
英国の銀行を一人で潰した男の話をユアン・マクレガー主演の「マネー・トレーダー」みたいに。
もっとも、変にスタイリッシュな俳優が堀江の役をやるのは微妙だが。

太く短く、自分の生きた証を何かしら残す人生。男の本懐を遂げたと言っても過言ではなかろう。
いや、別に死んでないけど。ホリエモン