美しき日本野球の光と道

こんな日に限って仕事ですよ。
8回表の時点で時間切れですよ。
ものすごい後ろ髪引かれながら家を出ましたよ。
その後はバス中でも職場に着いてからもずっと、友達が経過を逐一メールで知らせてくれてたんで、日本が勝ったという結果はリアルタイムで知ることが出来ましたが、やっぱあの最も盛り上がった瞬間を見れんかたったのは非常に不本意です。

WBCをずっと見ていてつくづく感じましたが、選手のみんなは公式戦の時には絶対見せない表情をしてましたねえ。(巨人の上原とか特に)
高校球児並の必死さで戦っている姿を見ると、こっちまで清清しい気分になるというものです。
みんな本当に野球が好きなんやなーと。
いくら好きでも、公式戦の時は職業やし。
好きなことを、純粋に好きだという気持ちだけでやる機会って、他はオリンピックくらいしかないやろうしねえ。
(オリンピックの時の高橋由伸の楽しそうな姿も忘れられんが)
イチローや松坂が記者会見で
「このチームと別れなければならない寂しさを感じる」
みたいなことを言っていたが、その気持ちも分かる気がします。

更にホークスファンとしては、王監督が世界一になって胴上げされる姿を見れたのも良かった。
ムネりんや松中が活躍する姿も見れて良かった。
そして今回ばかりは去年のプレーオフの恨みも忘れ、ロッテの選手も思いっきり応援しましたよ。
本当にいいチームやった。うんうん。

それにしても、号外配った時に将棋倒し事件が起きて怪我人とか出てましたが、みんなそんなに日頃から野球好きなのかっていう。
どうせシーズンに入っても誰も応援せんのよね。
サッカーW杯で盛り上がっても、Jリーグが盛り上がらんのと同じよね。