時代の終わり


朝からずーっと、テレビじゃマイケル・ジャクソン死亡の話をやってますね。
普通のニュースですらトップ扱いみたいな。
こういうの見ると、改めてマイケルがどんだけビッグだったのかってのがよく分かるわけですが。
まあ、ニルヴァーナのカート・コヴァーンの時ですらNHKのニュースでやっとったくらいやけん、
マイケルともなりゃ当然って気もするけどね。


おそらく、マイケルの全盛期だったと思われる80年代半ばから90年代初めくらいの頃、
私と言えば、もうカッコつけたいお年頃だったんで、
ポップスとか聞いとられん。やっぱロックよロック!
みたいな、誰からほめられる訳でもないヘンな意地を張り、
どんだけマイケルが売れまくっていようと全く聞こうともしてなかった。
つか、自ら聞くという能動的な行動を起さんでも、
テレビをつけても、ラジオをつけても、街を歩いても
そこいら中からマイケルの曲は流れてくるワケで。
もうスリラーとかうんざりってくらいMTV見せられたワケで。
余計にマイケルとか聞こうっていう気にならんかったんよね。


けど、私も年をとると共に、
音楽とかカテゴライズに関係なく、いいもんはいいし、好きなモンは好き、ってなってくると
マイケルの曲にもいいのはいっぱいあるよねと気付いたワケで。
そうは言っても真剣にアルバムとか聞いたことないけど。
マイケルとかどうでもいい派であった私ですらやっぱマイケルってすごいアーティストやったんやねって思うくらいやけん、
そりゃあ熱狂的なファンはショックであろう。
これが全盛期やったらもっとスゴイ騒ぎになっとったんやろうとか思わんくもないけど。
やっぱスキャンダルまみれになってからのマイケルしか知らん世代の人も相当多い今と、
スリラーで世界を席巻した当時とじゃ捉えられ方違うよね。


どうでもいいコトなんやけど、
やっぱ整形、つかむしろ人体改造もほどほどにせんと、寿命を縮める一因になりうるんやなと思いました。
今時の日本も、芸能人どころか一般人(特にお水関係)も何かしら顔やら体やらいじっとる人とか珍しくも何ともないけど、
年とると色々メンテナンスも含めて大変なんやってリスクを考えた方がいいよね。