ドッグヴィル

azoofc2004-03-31

年度末でバタバタの1日をビシッと締めくくるべく、今日は「ドッグヴィル」を見に行って来たんだが、何と申しましょうか、その、締めくくるにはあまりにも相応しくない選択をしてしまったというか。

何でこんな嫌な思いをさせられにゃならんのよ。
何で金払ってまでこんな不快な思いをせにゃならんのよ。
ま、見に行ったのは私の勝手なんだが。誰から頼まれたワケでもないんだが。

っつーか、喉は痛いし鼻水は出るし頭は痛いし首の辺りのリンパ腺痛いしっていうどう考えても風邪の初期症状よねーって体調を押してまで3時間もある映画見に行って不快になってる自分の行動が一番腹立つっていう。勝ち負けでいうと完全に負けております。

しかし。確かに見る前からかなり好悪ハッキリするやろうなあとは覚悟していたが、ニコール・キッドマンポール・ベタニーという、私の好みにおける相当なプラス要因をあっさり凌駕するほどの不快感を味わうとは思わんかったわ。ラース・フォン・トリアー、恐るべし。

ま、この映画のことは私の人生の嫌箱に封印するとして、主演がニコール・キッドマンってことで予告もニコール関連映画ばっかやったんよ。
ジュード・ロウと美形共演ってだけでも私とかうっとりする「コールド・マウンテン」とかアンソニー・ホプキンスが曰くありげに出てくる「白いカラス」とか。
あと「ラブコメの女王」として君臨し続けたメグ・ライアンが大胆な濡れ場も辞さず、新境地に挑んだという噂の「イン・ザ・カット」とか。
イン・ザ・カット」、元々はニコールを主演に想定して脚本書かれたところを、メグが直談判して主役をゲットしたらしい。で、ニコールは製作者として名を連ねたとか何とか。
いやはや、いつまでもラブコメの女王って言われるにしては手詰まり感アリだったメグ・ライアンのハリウッド・スター魂を見せ付けられるエピソードでございます。
実際予告見る限りじゃかなりメグ・ライアンの雰囲気がニコール意識した感じなんよねえ。私としてもニコールがやった方が見る気が起きるんやけどねえ。