ゲイ・ディスコ

昨日のリンク先の順位、アニ、市原、ルースターズでした。
いやー、押尾を退けたルースターズ、素晴らしい。


http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1936979
えー、上のリンクからとんで見た先にある写真に3歩あとずさった人もいるであろうが、お分かりのようにCDのジャケットである。
WINOというバンドのヴォーカル、吉村潤というオランダからの帰国子女がソロになってJUNという名義で出したシングルね。

私は最初この曲を聞いた時、WINOとあまりにも感じが違うんでまさかと思ったんである。WINOはもう露骨にオアシスとかシャーラタンズとかストーン・ローゼスとかに影響受けたっぽいギターバンドだったし。
しかも全員サッカー好きで、W杯の時は応援歌も作ってたし。いかにもウェンブリースタジアムで観衆が大合唱してる姿をイメージした感じの。

なのにこのJUNという人の曲はひと言で表現すると「ディスコティック」。
更にPV見たらあんた、ディスコはディスコでもゲイディスコなんよ。
バックでマッチョな外人が裸で踊りよるんよ。
もうペット・ショップ・ボーイズ「New York City Boy」のバックダンサーも真っ青ってくらいの。
かつて「夜のヒットスタジオ」に出演した時のデッド・オア・アライヴ「I'll Save You All My Kisses」に匹敵するエグさで。
まあデッド・オア・アライヴとか言ったって今時誰も分からんやろうけど、80年代後半にリヴァプールから出て来たヴォーカルが変人ゲイの電子音楽バンドのことです。

で、知らんかったんだがこのJUNの曲、あの石野卓球がシングルのリミックスしとるらしい。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1971827
うむ。一度ちゃんと聞いてみたい。しかしゲイディスコと卓球ってのがまた絶妙である。もう勝手に吉村潤をゲイディスコでカテゴライズしております。