HEY ANIKI 長渕

実は多くの人が色んな意味で楽しみにしてるんじゃないかという長渕剛桜島オールナイトライヴである。
長渕といえばつい先頃出たトリビュート盤のタイトルが「HEY ANIKI!」の長渕である。
もうタイトル聞いただけで深々と頭を垂れたくなる素晴らしさである。
どうでもいいが、このトリビュートのメンツって知らん人だらけなんですけど。
名前も曲も両方知ってるのってCUNEと中尾輸介くらいだ。ZEEBRAって文字はまあ、見なかったことにするとして。

で、その長渕桜島ライヴの前夜祭なるものが開催されるらしいんよ。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/may/o20040512_10.htm
この記事を見て気になるところはないだろうか。
これは一応ライヴ、音楽の記事のはずである。しかし、書き出しから何かライヴにはあまり関係のなさそうな単語が目に付きはしないか。
「戦い」とか「前哨戦」とか。
そして
「今以上の強じんな肉体と精神を鍛え上げるため、長渕は朝から日が暮れるまで自分を追い込むトレーニングを続けている」
なる一文まで登場するに至っては格闘技の記事としか思えない。
「ピクニック気分で来るヤツは来るな」
って、このライヴはやはり何かの修行とか訓練なのであろうか。
いや、「命がけで戦ってもらいたい」ってことは修行でもなく桜島は戦場ってことである。
そんでもってチケット完売って。
いやー、すごい。
日本中の至る所にこの日に備えて長渕さながら肉体と精神を鍛え上げているソルジャー達が潜んでいると思うと私も襟を正さねばと身が引き締まる思いである。
現在のイラク同様、生半可な気持ちで足を踏み入れる場所ではないのは分かるが、少しだけ覗いてみたい、場内がどんな状況にあるのかを。
そして出来れば中に清原におって欲しい。どうせペナントとか抜けたってチーム事情の大勢に影響ないんやろうし。