THE PERFECT KISS

頼むけん和田、新垣、馬原、(次点杉内)が登板した日はダイエー戦テレビ中継して欲しいんよねー。星野とかは別にせんでもいいけどさー。まあそういう時は主にムネりん観察するけいいけどさー。
今日とかせっかく和田が2勝目あげたっちゅうのに地上波もBSもやりよらんのやもん。大体FBS、福岡じゃ巨人対ヤクルトとかどうでもいいとおもっとる人の方が絶対多いいんやけ、ダイエー戦に差し替えろっちゅうんよ。

で、野球の話は置いといて。

スペシャVMCで映画監督が撮った音楽PVという特集をやっていたのだが、これがなかなか面白かったんよ。

ミュージックビデオの存在が当たり前の昨今では元々PV監督だった人が映画監督に転身って話もよく聞く話である。あの名作(っつーか私がすごい好きな)「Lock,Stock&Two Smoking Barrels」の監督として一躍有名になり、マドンナの現夫でもあるガイ・リッチーも元はPV出身らしいし。

U2の「STAY」とかあらかじめヴィム・ベンダース(「ベルリン天使の詩」)が撮ってることを知ってたのもあったが、え、これってあの監督やったん?みたいなんが意外に多いんよ。

前半でまず驚いたのがNEW ORDER「THE PERFECT KISS」の監督がジョナサン・デミだったことである。
ジョナサン・デミといえば「羊たちの沈黙」の監督やん。あー知らんかった。

この「PERFECT KISS」のPVを初めて見たのは随分と大昔であるが、スタジオの中で演奏も含めて一発撮りしたっぽいシンプル極まりない映像と、それにも増して演奏の滅茶苦茶さ加減が強烈な印象となって残るある意味傑作PV。
そんでまたバーナード・サムナーの歌が酷い。分かっちゃいるけどマジで酷い。
これ、「ライヴが酷いニュー・オーダー」という事実を見事に表現しているという点でも素晴らしいPVだと言えよう。
ついでにジョナサン・デミってトーキング・ヘッズのドキュメンタリーというかライヴというか、まあそういう映画「ストップ・メイキング・センス」もとっとったんやね。いやー、特に昔のビデオに関してはまだ映画と音楽が私の中でリンクしきれてなかったけん見落としとる部分多いわー。

あとマドンナの「VOGUE」がデヴィッド・フィンチャーってのは知ってたが、スティングの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」もそうとは知らんかったし。
うむ。映画も音楽も好きだとこういう特集は非常に興味深く見れていいわー。もっとやって欲しいわー。