今週の3枚

azoofc2004-05-19

あの(と言ってはみたが、「あの」は一体何を指すために使った指示代名詞なのか)t.A.T.uのジュリア妊娠という、今現在ニュースバリューがあるのかどうか微妙なネタで今日一日が始まった私です。もうそんなことはホントにどうでもいい。
そんな私がこの一週間に買ったCD。

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ループ&ループ」

レーベルゲートという非常にタチの悪いCCCDなのだがこの際仕方ない。この一曲は今の私には必要なんよ。
何と申しましょうか、とかく気分が重くなりがちな走り梅雨の今、出だしのリフでガツンとモチベーションを高めてもらうための一曲なんよ。もろWEEZERでもいいんよ。

Ash「MELTDOWN」

当然というか、ライヴ盤がついた2枚組の方を買いました。ベストと曲がかぶってたりもするが、それでもお得だと思う。
シングルの「Clones」のイメージで相当ヘヴィー&ラウドをイメージしていたのだが、それほどでもなかった。相変わらずポップでキャッチーなメロディーは健在。それでも私はやっぱ前作の「Free All Angels」の方が好きですけど。

Echo&The Bunnymen「Ocean Rain」

私が買ったのはデジタルリマスターで先月一気に再発された方です。
アルバム全体がストリングス多用で幻想的な美しさを湛えた一枚。そんでやっぱ「The Killing Moon」は何度聞いても名曲。
http://www.bbc.co.uk/totp/artists/e/echo_and_the_bunnymen/clips/the_killing_moon.shtml
あーかわいい。イアン君かわい過ぎ。
もうエコバニとか青春の甘酸っぱい思い出よ。福岡市民会館に来た時行ったわー。

で、20代の頃かわい過ぎたイアン君の十年後はこうなる。
http://www.bbc.co.uk/totp/artists/e/echo_and_the_bunnymen/clips/nothing_lasts_forever.shtml

まあ、これじゃよく分からんけど、腹とか出とるワケよね。どんな美少年も逆らえない時間の経過。
ちなみにこの「Nothing Lasts Forever」という曲、オアシスのリアムがコーラスで参加してます。
なんか、エコバニがレコーディングしてるところにたまたまリアムが居合わせ、
「自分オアシスっちゅうバンドで歌ばやりよるリアムっす!」
と挨拶に行ったら
「あー、あんたがリアムね。ちょー一曲コーラスばして行かんね」という話になってそのまま参加することになったらしい。(会話は博多弁に翻訳しております)
あのリアムですら頭下げるイアン君。さすが80年代、そのかわいいルックスに似合わんビッグマウスでならしただけのことはある。

そのエコバニなんだが、こんな話があるんよ。
http://www.barks.jp/news/?id=52340441

コールドプレイの前座って。そりゃなんぼエコバニの方が大御所といっても、今じゃコールドプレイの方が比べもんにならんくらいビッグネームやけどさ。
けど前座って書き方をされると現実はかくも厳しいものなのかと悲しい気分になるわー。
そんで注目すべきは

「彼らのカバーしたエコバニの名曲「Lips Like Sugar」が、現在英国で公開中のアダム・サンドラードリュー・バリモアの新作映画『50 First Dates』で使用されている」

って所である。
わたしゃコールドプレイが「Lips Like Sugar」をカヴァーしていることすら知らんかったわ。あーすっごい不覚。
しかもまたアダム・サンドラードリュー・バリモアの映画のサントラときた。
ドリュー・バリモア、80年代のオルタナ好きよね。自分が製作にかかわった映画は大抵その辺の音楽をサントラに使っている。「ウェディング・シンガー」とか「25年目のキス」とか。極めつけはやっぱエコバニの「The Killing Moon」で始まる「ドニー・ダーゴ」なんですけど。
なんか、話がうまく関連しとるわー。好きなもの同士ってリンクするもんよねー。だけん楽しいんよねー。