GET READY、ニュー・オーダー

azoofc2004-05-29

入梅ですって。まだ6月になってないのに・・・
新聞の週間天気予報欄に並ぶ傘マーク見るだけで軽い眩暈を感じるが、いちいち季節感に左右されている場合ではない。
ホントは書くネタもないしもう日記とかどうでもいいんやけど、梅雨に負けんためにも意地になって書きます。

こないだ近所のCDレンタル屋の帰り、School Girl ‘69のメンバーとおぼしき人を見かけたんよ。

http://www.jvcmusic.co.jp/schoolgirl/

多分小川っていう人やったと思うんよねー。
家にCDはあるんやけど、ライヴとか行ったことないけ実物がどうなんかよく分からんのよねー。
昔ミサトガールが某シネコンでバイトしよるところは見たことあったが、そん時は思いっきり名札しとったけん確証が持てたんやけどさ。
うちはこの人達の母校、九工大に比較的近く、実際近所のアパートには九工大生が多数居住してる。去年の年末目の前で全焼して死者まで出たアパートも、焼け出された居住者の殆どが九工大生だったらしい。
だけん近所で見たのが小川って人でも不思議はないと思うんよね。
このコラムに出てくる東龍軒日明本店っちゅうラーメン屋もうちの近所やし。
http://www.jvcmusic.co.jp/schoolgirl/column/a.html

ついでに私はそこまでおいしいとは思わんのよねー。別にまずいってワケじゃないけど。普通にうまいけど。

で、そのSchool Girl’69の人々も今はまっていると言っていたニュー・オーダーの新譜が出る模様。
http://www.barks.jp/news/?id=1000000423&m=all
ニュー・オーダーといえば90年代、マッドチェスターという喧騒の代償を理不尽な形で背負わされたからかどうかはよく分からんが、もうえらい長いこと活動休止状態だったワケである。
(その辺のいきさつは映画「24HOUR PARTY PEOPLE」に詳しく描かれております。)

休止中にはバーナード・サムナーがPET SHOP BOYSのニール・テナント、元THE SMITHS、現THE THEのジョニー・マーとELECTRONICというユニット組んでアルバムリリースすれば(2作目以降はニール不参加)、ピーター・フックの方はREVENGEという穏やかじゃない名前のユニットで対抗。そんで残りの2人はTHE OTHER TWOという自虐的な名義でアルバムリリース。
なんか、このとてもバンド内が上手くいってそうに見えない展開で、もうこの休止は永遠に終らないんじゃねえかと思ってたんである。少なくとも私はもう2度とNEW ORDERとしての新曲を聴くことはなかろうと思っていた。

それが突如21世紀を目前にダニー・ボイル監督、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「THE BEACH」のサントラにニュー・オーダーとしての新曲「ブルータル」が提供され、翌年は更なる新曲「クリスタル」発表、続いて日本じゃFUJI ROCKに登場。そして遂にニュー・アルバム「ゲット・レディ」リリース。
まさか本当にニュー・オーダーが活動再開するとは思ってなかった私は嬉しいというよりキツネに摘まれたかの如き心境であった。
しかも先の映画「24HOUR PARTY PEOPLE」のラストに流れるケミカル・ブラザーズがプロデュースした「HERE TO STAY」とか往年のニュー・オーダーを凌ぐ程のエネルギー溢れる名曲やし。
この曲の良さはケミカル・ブラザーズニュー・オーダーへの愛とリスペクトが感じられるところにもあると思うが。

しかしアルバム一枚出してまた休止みたいなことも大いに考えられたのに、新譜とはねえ。なんだか感慨深くて胸が一杯になるわーマジで。あー楽しみ。