Radical Romantist

今日もまた窪塚洋介から始まります。要するにすごい執着しております。

取り合えず所属事務所の発表は素晴らしかった。こいのぼりの金具はずすかなんかのはずみで堕ちたって。
も、小学生のいい訳レベルの稚拙さである。誰が信じるのかっていう。今更イメージ云々気にして事故にする意味とか全くないっていう。まあ、それはいい。
で、こんな記事があったんよ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040608-00000019-spn-ent

何と申しましょうか、こういう「育ての親」みたいな人が支えてくれるということは非常に有り難いことであろう。
一度の過ちくらい何だと。マイナスをプラスに変えてこそ度量のある人間の人生だと。彼には今回の事件を補って余るほど俳優としての資質があると。それに賭けたいと。

理屈としてはまあ、分かる。
一度失敗したからといって以降の生きる道を全て絶たれたんじゃ誰しも生きてはいけぬ。そりゃまあ、失敗のレベルの違いこそあれ。

なんで窪塚君には無事元気になった暁には、こういう方の好意を無にせんよう精進して頂きたいと思うのである。思うのであるが。
まずどこにも後遺症なくして復帰できるのかという問題がある。俳優という職業の性格上、やはり無理だということも有り得るかもしれん。なにしろ9階から堕ちとるワケだし。死ぬよねフツー。

もう一つ、わたしゃこっちの方が心配なんだが、病院から出たのはいいが、別のところに収監される可能性があるんじゃねえかって話である。
まあ、それはそれで別に芸能界においては大したことじゃないんかもしれんが。それこそ後ろ盾みたいな人がおればなんぼでも復帰出来る業界のように見受けられるし。
勿論それも二度、三度となればさすがに愛想つかされるようだが。(例:つい先頃の清水健太郎北九州市小倉出身)
例に出したところで清水健太郎略してシミケンだが、私が子供の頃住んでた家の近所の高校に通ってたらしい。で、その当時を知るパン屋のおばちゃん談
「うちの店にもよー来よったけど、高校生の時から男前で目立った子やったけねー。けど相当悪かったけねー」

ってシミケンとかどうでもいい。窪塚君である。
私はこの人のやったドラマではやっぱ「池袋ウエストゲートパーク」が一番好きで、ドラマ同様クドカン脚本で映画化されることを期待していたんである。都合のいいことに原作も一話完結のシリーズものであることだし。
しかし当時のキャストがことごとく主役級に出世してしまっていることがネックとなって、結局のところ実現するのは難しいんだろうなあ、とも思った。
加えて一人扱いづらい世界にイっちゃってる主要キャストがいることもネックとなっているんだろうなあ、とも思った。ま、それが窪塚のことだったんだが。

けど「外伝」の「ルージュ・ノワール」あたりは映画化しやすいのではないかと。
あれなら主人公に30過ぎの俳優もってきて、(私的には渡部篤郎とか)あとはサル役の妻夫木聡だけがでずっぱってればいいんである。マコトは出てこないから長瀬いらんし。
そしてわずかではあるが、重要なところで出てくるキング・崇。それが窪塚。
もし彼がまともに復帰することがあったら、是非見てみたい姿ではある。
けどもし窪塚が2度と元に戻らんかったとして(色んな意味で)、IWGPだけが映画化とかされたとしたら、やっぱキング役は二代目に引き継がれるワケよね。
そうなったら誰がやるんだ。まさか弟の窪塚俊介ということはあるまいが。柏原崇の代役ですら弟の柏原収史じゃなく葛山信吾がやったくらいだし。

■「Radical Romantist」F.E.W