ロックはLIVにある

遂に来た。私が待ち望んでいた日が遂に来た。
何ってそりゃ、押尾学である。押尾様、本日6月9日=ロックの日、いよいよ本格始動。
http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/may/o20040529_90.htm
何しろ「ロックはLIVにある」ってくらいである。押尾様を差し置いてロックの日を語ることなど出来はしないのである。
この日に新曲をリリースするアーティストとして最も相応しいロッカーは押尾様をおいて他には考えられない。まあ、新曲と同時に何やよー分からん単行本まで出版するみたいだが。
で、その新曲とは一体どんな素敵な作品かと思って早速オフィシャルHPでビデオ試聴してみました。
http://www.universal-music.co.jp/universal/artist/liv/index_new.html

・・・・・。
いやー、素晴らしい。素晴らし過ぎて久保竜彦のインタビュー並に言葉を失った私だ。
ただでさえ表現力の乏しい私から更に言葉を失わせる押尾様。やはりロックである。
ちなみに押尾様語録の中に
「ナパームデス?モーターヘッド?ギャーギャー喚くだけなら赤ん坊でもできるぜ」
というのがあるのだが、あの、すんません、私には押尾様の音楽の方がギャーギャー(以下略)にしか聞こえないんですけど・・・
いやーまだまだ修行が足りないということである。それも全てブラーやゴリラズを聞くのがいけないんだと思います。反省してます。

しかしだ。私はつくづく不思議なのである。
押尾のCDって一体どういう層の人達が買っているのであろうか。
ライヴやDVDや写真集だか単行本だかが売れる理屈は分かる。世の中の婦女子には押尾のルックスが好きでたまらないという人も多いのであろう。
ライヴで生の押尾様のご尊顔を崇めたい、DVDで動く押尾様のお姿を繰り返し堪能したいという人がいるのも無理はない。
しかしあの歌である。
わざわざCD買ってまで聞きたいものなのであろうか。
そういう疑問をかねてから拭い去れない私であるが、リリースする度に結構売れるのである、LIV。
まあ私はたとえくれると言われても丁重にお断りさせて頂きたいが、そういう人の方が実は少数派なんじゃないかという事実を今回もまた目の当たりにすることになるのだろうか。

それこそ人の趣味なんてものはそれぞれなんで、別に誰が押尾様のファンでも構わん。
構わんが、それにしても押尾様がやることは全肯定だから何でも構わんと思っている人や、聞かんけど取り敢えず押尾様のものは全てコレクトしなければ気がすまないという人、更にはやはりLIVの曲こそがロックだと思っている人が、私の想像を遥かに超えて存在しているということなのかと思うと何とも言い難い脱力感に襲われる私だ。

ちなみに定期的にここでも紹介している押尾様のこれまでの輝かしい軌跡。
http://www.geocities.co.jp/MusicStar/5178/oshio.html
嫌なこと、ツライことがあったら私はこれを読みます。笑いは人の人生を救います。