There’s a Star

ポルノグラフィティとかいうバンドがいる。そのバンドからなんやメンバーが一人脱退するらしい。
http://music.yahoo.co.jp/jpop/music_news/plantech/20040624/ptcent001.html
なんとも私的にこのニュース、非常に感慨深いものがある。
いや、断っておくが、わたしゃ別にこの人達のファンでもなんでもございません。
ただこの人達がアポロがどーのこーのとかいってテレビに出てきた時、
「てめえらぜってー売れねー」
と指差して断言したやった直後にバカ売れした状況を見て、ああ私の感性はつくづく世間一般の最も客筋の太いところからは逸脱しているのだなあ、と肩を落としたという思い出を持つのであった。
それがようやく(ようやくなのか)メンバー脱退ですか。そういや最近あんま見かけんかったような気もする。
ベスト盤2枚も同時に出すってことは、ここで一旦契約更改があったってことよね。要するに一区切りついたところで脱退に踏み切ったってコトなんでしょうかねえ。
けどデビュー5周年とかまだそんなもんなんかという感じである。あまりにも新鮮味がなくなる速度が早かったんで、もっと長いことやってたような印象を受けるのだが。ま、ホントどうでもいいけど。

あとポルノグラフィティが出てきた時と似たような感覚を持ったのがオレンジレンジね。
こっちに関しては「ぜってー売れねー」とまでは思わんかったが、「大丈夫かこいつら」くらいのことは感じた。厳密に言えば今でもテレビで彼らの曲を聞くたびにそう感じる。
なにしろあのすっごいリズム感である。前にも書いたけどまともに聞いてたら船酔いしそうな気持悪さだ。
しかしそんな私の感性をあざ笑うかのように彼らもまた売れているのである。多分私には商品のマーケティングの仕事とか絶対向いてないと思う。ま、せんけいいけど。

ついでにオレンジレンジが今歌っている「おっお〜ろころ〜しょ〜ん」とかいう曲はアレよね。90年代、ブリットポップ協奏曲真っ只中の英国に閃光の如く現れてまたたくまに消えたSHAMPOOっていう女の子デュオの「おっお〜うぃあ〜いんとらぼ〜」っていう曲よね。最初コピーなのかと思ったわーマジで。
カジヒデキラ・ブームがどうのこうのって曲がX.T.Cの「メイヤー・オブ・シンプルトン」のカヴァーと信じて疑わなかった時に次ぐ衝撃である。

■「There's a Star」 ASH

フリー・オール・エンジェルス?全ての天使を解き放て!?