「69 sixty nine」

azoofc2004-07-07

昨日「69 sixty nine」っていう映画の試写会に行って来たんよ。
どーでもいいが、「69 sixty nine」を「sixty nine」だけで検索かけるとエロゲーとかがひっかかります。あーわかりやすい。

既に感想は「本日の一本」にアップ済という仕事の速さなんだが、特に日記に書くこともないけ、更にどーでもいいコトをこっちにも書きます。
国松長官狙撃事件の犯人としてオウムの人達が捕まったという大きなニュースには目もくれずにどーでもいいコトを書きます。
別にいいやんどーでもいいで。私の日記なんやけ。

・・・で、ミーハー道を貫く私的な観点からこの映画を延べるとなると、やっぱ妻夫木聡安藤政信の男前2人に関してであろう
だがしかし。別にこの2人のこと特に好きでもないんである。どっちもカッコイイとは思うが。
なんでこの映画の中だけに限定してどっちがいいかという話をすれば、やっぱ安藤政信の方である。クールで成績優秀で一本気な男前というアダマのキャラクターにうまくはまっていたように思う。
っつーか配役決まってから小説の方読んだんでそう感じるだけなんかもしれんが。
けど朴訥としゃべる佐世保弁もかなり上手かったしね。幼少時代福岡で過ごした妻夫木より安藤の方が断然上手かった。

妻夫木の方も別に問題はないが、唯一ひっかかる点があるとすれば、それはケン=妻夫木が問題だということではなく、ケン=村上龍であるということだろう。
すなわち妻夫木=村上ということになり、そこに違和感を覚えるということである。いや、きっと同じように感じている人は多いはずだ。
なんぼ私の感性が世間一般の一番メジャーなところからはズレているとはいえ、こればっかりは同調者が多いハズだ。
じゃあ実際のところ村上龍っぽい若手俳優を見つけてきて主演に据えるとなると、それじゃ商業映画として成り立たないという現実に直面することになるワケで、そこら辺が大いなるジレンマとも言える。

その他気付いたことと言えば、妻夫木&安藤以外の男子生徒役に一人も男前が出てこなかったことである。あまりにもあからさまと言えばあからさまな配役である。
あとストーリーの華となる女の子達ね。こっちが今ひとつピンとこなかった。
ヒロインの松井役の子は細くて長い手足に小さな顔と、さすがハーフのモデルというスタイルと佇まいだったのだが、何と申しましょうか、69年の佐世保進学校のマドンナという感じではないよね。
アン・マーグリットの方もとても妖婦というグラマラスな雰囲気ではなかったし。ただ太いだけなんじゃあっていう。ま、別にいいけど。

けど会場の女の人達の反応を見て、妻夫木人気ってすごいんやねえ、と改めて感じた。もう至るところで「かわいー」とか「かっこいー」とかいう声が上がる上がる。
私の両隣も同様にひと通りきゃーきゃー言っていた。その上全く69とは関係のないところで
ウォンビンかっこい〜」とか
イ・ビョンホンかっこい〜」とか
騒いでいた。
なんでどんな娘さん達なのかと思ってわざわざ真横向いてその姿を確かめたのだが、これがまた中途半端な年増っていう。も、マジでキツイ。
いやー、いい年して人前で男のタレントとかに対してキャーキャー言うのってキツイです。私とか己を振り返ってつくづく嫌になったけん。
なんで今後キャーキャー騒ぐのはこの日記上だけにしようかと思います。