韓流事始め

世に言う韓国ドラマブームとやらが一体どういうものかいまいちつかめないままの私であったが、このtwo weeks offを利用して韓流体験することにしたんよ。
そこで選んだ作品は「冬のソナタ」ではなく「美しき日々」。
っつーかまあ、知人が「冬のソナタ」よりこっちの方がいいと言ってビデオを一挙に貸してくれたんで見んと悪いかなと。

取り敢えず今日はノルマとして3話分を視聴してみたのだが、まず感じたのは「一体いつの時代の映像なんだ」ということである。
なんと言うか、土曜の昼間にすっごい昔の再放送ドラマをたまたま見たような懐かしさ。
イ・ビョンホン(多分JSAに出てた人と思う)とか新庄みたいだし。そのファッションセンスはどうなのかと。
これ、2000年代に入ってからのドラマみたいなんだがなあ・・・

そしてその言い表し難い懐かしさはストーリーそのものにも感じられるワケである。そのやたらと大仰な展開といい、役者のしぐさといい、まるで往年の大映ドラマの如し。とにかくすぐ交通事故とか正面衝突とかおこるし。

更に出てくる人達の行動がすごい激しいんよ。
女同士で髪やら胸ぐらやらつかみあって喧嘩したり、激昂した父ちゃんが息子のキーボード2階の窓から投げ捨てたり。ガシャーンとかガラス割れる割れる。も、全員ヘヴィメタのライヴ状態。
こないだ見た連続殺人犯に向かっておっかさんが傘持って殴りかかって、更にそれを警官が蹴り落としたりしているニュース映像の印象もまだ鮮明であるが、あんなん日常茶飯事なんだろうなあということがドラマ見ているだけでよく分かった。

と、いうワケである意味面白いのは確かなのだが、あれにはまるってのとはまたちょっと違う気がする。とてもうっとりは出来ません。
それにしてもこれ30話くらいありそうなんだが見終わるのか自分。

ついでに久しぶりに「東京湾景」の最後らへんも見てしまったのだが、これまた本当に韓国ドラマを意識しているようである。なんせ私が見た時いきなり中村俊介が空港で包丁持った通り魔に刺されよったし。フツーあんな刃物持った不審者が空港内をうろついていたらとっとと捕まると思う。
しかも今日のサブタイトルは「夏ソナSP」ですよ。
いくら「冬ソナ」に出ているらしいパク・ヨンハとかいうそこそこかわいらしい顔した人気俳優が出てたからといえ「夏ソナ」はないんじゃないかと。
なんというか、なんぼ視聴率が低迷しているとはいえそこまで捨て身にならんでもと思う。腐っても月9というプライドはないのであろうか。ま、月9っていう響きそのものの実態すら怪しいのだが。