90年代・あの人は今

昨日、何とはなしに「HEY×3」のスペシャルみたいなんに行きがかったんで少しだけ見てみたわけである。
うーむ。
どうなん?どうなんでしょうかアレ。
MAXとか安室奈美恵とかPUFFYとかが90年代に大ヒットした曲を披露してるところを見ながら、あー、コレってマイルドな懐メロ番組なのではなかろうかと思った次第である。微妙に「あの人は今」的要素もはらんでるっぽいところがまたキツイし。
そりゃまあMAXはともかく、安室やPUFFYを「あの人は今」扱いにするにしてはまだ充分な知名度だろうとも思うが、明らかに「旬」ではないよね。かなーり「昔の名前で出ています感」。っつーか「昔の名前で出ています」って何なんでしょう。
ついでに安室は本当に声出なくなってますね。なんか、不摂生でもしてんでしょうか。

現役感の問題で言えば、相変わらず健在と思われるのがモーニング娘。。(←この場合句読点の。の使い方はこれで正しいハズである。も、すっごいうっとーしいっていう。)
実際のところ、私は現在のモー娘事情には全く疎いので何とも言えんが、っつーかそろそろ手詰まりなんじゃねえかとは思うが、一応前出の方々よりは現役感あるんじゃないかと思う。
けどこの人達が「ラブ・マシーン」を歌ってるのを見た時、あー、あの頃の日本の気分って多分「ええじゃないか」つって騒いだ人達の気分にかなり近いモンがあったんだろうなあ、とかしみじみと感じ入った私だ。
もう不景気過ぎてどうでもいいやみたいな。頭腐ってますみたいな。
たかだか5年くらい前の話ではあるが、つくづくあの頃は世紀末だったんだなあと思い知らされました。

あとともちゃんとして一世を風靡した華原朋美が「ア〜イムプラ〜ウド」っつって小室の作った歌を熱唱しているのを見て、ああ、人は色んなコトを乗り越えて生きていかねばならないんだなあとかしみじみしてしまった私だ。
まさかともちゃんの姿に人生の重みを教えられるとは思わんかったわい。
ところであの番組にもう一方の当事者・小室の方は出てたのだろうか。ちゃんと見てないから分からないのだが、出てたとしたら尚更人間模様の縮図よね。ある意味製作者側の悪意とも受け取れるけど。

しかしあの微妙なメンツと番組内容に関して、司会のダウンタウンのご両人はどう感じていたのであろうか。きっついわーとか思わなかったのか。疑問。