日本女性のミーハー力・韓流編

今朝テレビをつけた途端「きゃ〜」とかいう奇声がスピーカーから響いてきた。
確かに目を覚ますには丁度良いけたたましさかもしれんが、一体何事かと思うのが普通であろう。
そしてその嬌声の原因はイ・ビョンホンの来日であった。
続けて見ていると同じく韓国俳優四天王の一人、チャン・ドンゴンも来日していたらしい。
うーむ。また韓国スターか・・・

最近テレビで物凄いキーキー声が飛び交う現場を見る時は必ずと言っていいほどその熱量が向けられる先は韓国スターという気がする。
朝からぐったりうなだれつつ画面を冷静に見てみると、やっぱイナゴのように空港に群れてるのはおばさんの大群。
私は知らなかったのだが、なんでも学校の先生が言うには
「何時間待ってるんですか?」
という問いに
「30時間」
と答えていた和服姿のおばさまがいたそうである。
和服で30時間て。どういう状況なんだ一体。
も、日本において、おばさんほど丈夫な生き物はいないと思う。あの人達を見るにつけ、今後も日本人女性の寿命は更に延び続け、いよいよ年金制度は破綻への道をたどるのであろうなあと思う私だ。

しかしだ。
あのおばさん達による韓国スター人気ってのは、ひと昔流行ったおっさん達による韓国売春ツアーと根の部分が一緒なのではないかと思うのだがいかがでしょう。
「韓国人女性は日本人女性ほどすれてない。純粋でけなげ。」=「韓国人男性は日本人男性より純粋で情熱的。」
みたいな気がするのだが。

ま、そんな私も夏休みに仕事のように「美しき日々」全24話をを一挙に見ただけに、韓国ドラマに対する知識のひとかじり位は持っているつもりである。
そこで私は考えた。
日本文化部分開放によって韓国に輸出されてる日本のドラマだが、あっちじゃ大した視聴率を上げられずにいるという。
日本でここまで(中高年婦人を中心に)韓国ドラマブームが起こっているのに何故逆はダメなのか。
その答えは簡単。
日本のトレンディ・ドラマとか言われてたようなのとか、取り敢えずゴールデンで放送されてるようなニュアンス重視の手ぬるいドラマじゃダメだと思うのである。もっとこう、いちいちベッタベタで激情的なヤツじゃないとダメなのではないかと。
と、いうワケで、ここは一つ東海グランドロマン系で勝負するべきだと思うんである。
「愛の嵐」とか「真珠夫人」とか。今月から始まった「愛のソレア」なんかもあらすじ聞いただけでいけそうな気がする。荻野目慶子が主演ってだけでその濃厚さに胸焼けがしそうやもん。
新・愛の嵐 DVD-BOX 第3部 戦中編

いや、マジでいけると思うのだがどうだろう。是非フジの人にはご一考頂きたいと思う次第である。