俳優兼ミュージシャン

azoofc2004-11-20

昼間スカパーの邦楽ランキング番組を「相変わらずつまらんなー」とか思いながら垂れ流していたのだが、そこで20位以内に玉木宏がランクインしていたのである。

玉木宏。私はこの人のルックスと声が大好きだ。
顔とか全体的な雰囲気もいいが、映画「ロッカーズ」の時に見た、ギターのネック握る細くて長い指とか思わず手を握り締めて「くうぅ・・・」と唸ったもんである。
そんな私であるが、玉木が歌手としてCD出すことに関してはいかがなものかと思うんである。

玉木に限ったことではない。私は俳優として売れた人が人気に乗じて歌を出すことにはいささか疑問を持っているのである。
古いところでは福山雅治。福山も長いこと好きなんだが。
彼は歌手としての方が認知度が高いんじゃないかと思われるレベルであるが、それですら私的にはどーかなーという感じ。
同じく私が好きなアニ=塚本高史もこっそりCD出していて、これがまた試聴してみると何とも言い難いモンがあるワケで、けどこれはまあ一般的認知度が低いだけ救いようがあるという気がする。

他にも藤木直人とかもツアーやったりしてるし、あと忘れちゃならねえ押尾学先生率いるLIVという存在もある。
玉木の場合は元々音楽をやっていたわけでなく、「ロッカーズ」をきっかけにギター弾けるようになったしいっちょCDでも、みたいな流れがあったんじゃないかと思うが、福山もアニも藤木も元々音楽やっていた人だし、俳優として売れたのをきっかけに音楽もと思うのは当然なのかもしれん。
更にファンにとっては何でもいいから好きな人がやることは何でもオッケー、全肯定ということなのかもしれんし、需要と供給のバランスはうまくとれているということなんでしょうかねえ。

けどやっぱ音楽好きの私としては、なんぼ好きな人でもしょぼい音楽やられるくらいならしてくれん方がマシと思ってしまうんである。どさくさに紛れてしょぼい音楽とか言ってしまいました。訂正します。私の趣味に合わない音楽です。

でもひとつだけ良かったと思えるのは、つくづく私は反町隆史ファンじゃなくて良かったというコトですかね。もしファンであんなん歌われた日にゃいかがなものかとかいうレベルではなくショックやもん。