氷上の妖精

ま、浅田真央ちゃんを見て思ったんですけど。
ホント、かわいいよね、あの子。

どう見てもまだ子供から抜け切れてないんだが、その子供と大人の狭間にある、期間限定の危うい少女の魅力みたいなものが、彼女からは最大限に溢れているように感じる。

年齢の規定にほんのわずかにひっかかり、トリノ五輪への出場資格がないことに関し、当然の如く同情の声があちこちで上がっているのも無理もなかろう。
もし浅田がアメリカとかの選手であれば、簡単に特例が認められそうである。
もしくは旧共産圏の選手なら、
「実は誕生日が9月ではなく6月でした。役所のミスで戸籍が間違ってました。」
とかいう展開も起こりうるであろうし。
規則は規則っていう理屈も分かるが、競技の規則とかなんぼでも都合で変わってるしねえ。

で、浅田の件に関しては、スケート連盟の偉いヒトが今朝コメントしているのを聞いたが、言ってる内容以前にまずルックスがすごいよね。
どう見てもごうつくばばあだろうっていう。
ああいうのを見るにつけ、「人は見かけによる」説を強く支持したくなる私である。
しかも「たった一人の女子選手のために・・・」って、たった一人のためだからこその嘆願じゃないのかと突っ込みたくもなるというか。

ま、おそらく選手個人の問題というより、コーチ間の力関係とか、スポンサーの圧力とかそういうえげつない大人の事情があるであろうことは想像に難くないワケで、そう思うと尚更屈託のない浅田を応援したくもなるってのが、判官贔屓な日本人の感情という気がする。

あと、個人的に安藤美姫がどうにも好きになれんのよねー。
体操とかフィギュアスケートとか、美に関しても評価される競技に関しては、やっぱ個人的な美的感覚に適った人を応援したくなるというもんである。
安藤ってガタイ良過ぎやしないか。水泳とかレスリングとかの選手のように逞しくはないか。色も黒いし・・・
その点、他の代表候補の中では村主章枝のルックスが一番好きです。
たおやかで、エレガントで線が細くて、氷上の姿がとても美しいと思う。