映像化へのジレンマ
「チーム・バチスタの栄光」に続き、「ジェネラル・ルージュの凱旋」も映画化だそうである。
とりあえず、主人公の田口が女に変更されている時点で、私の中ではナシだったのだが、
今回も、ストーリー、登場人物共に、原作とは別物になってる様子。
小説の面白さとしては、個人的には今のところ
なんだが、映画はどうなんでしょう。
映画どころかドラマも見てないし。
漫画とか小説の映像化に際し、常々言っているコトだが、
やっぱ原作モノってファンの中に勝手なイメージが出来上がっているので、
実写化すると、色々ブーイングが多くなるもの仕方ないと思う。
原作知らずに映像化されたもの見た人からは結構評判良かったとしても。
私もこれまで散々文句を言い垂れてきたモンであるが、
最近、いくらイメージと違うとか文句いったところで、
やっぱ、映像にする以上、それなりに画がもたんと見世物として成立せんと思うんよね。
特に映画ともなれば、わざわざお金払って見に来てもらわないけんし。
「バチスタ」シリーズにしても、
実際映像として、冴えん中年医師と、デブでウザいゴキブリみたいな中年官僚が主演と助演として出てくる映画とか、
とても映像として二時間ももたんと思う。
キレイどころの女医と、アクは強いが男前の官僚にせんと、映像としては見ようという意欲がわかんと思う。
だけん、速水がイメージとは違うが今をときめく堺雅人になるのも致し方ないと思う。
私的には、堺雅人は田口の方がまだイメージなんやけど。
どっちにしろ、お金払ってまで映画館に見に行くことはないけんいいんやけど。
「バチスタ」とか借りても見とらんし。