天使と悪魔

azoofc2009-05-19



ダヴィンチ・コード」の時は、映画として漠然と面白くなさそうやなあと思い、実際難解でよくわからんと評する人が多かったように思う。
実際、ビデオやったら途中何度も睡魔に襲われ、最後まで見れずに脱落した人も多かろう。
そういう私もちょっと見てやめたんだが。

しかし、シリーズ第2作と言われる「天使と悪魔」は予想に反して面白かった。
普通に謎解きのサスペンス物として面白いと思う。
途中、かなりグロいシーンもあり、そういうのダメな私としてはあいやーと思いつつ視点をスクリーンの端にそらしたりはしたが。
2時間超の間、ダレる間もなかったし。
謎解きの鍵の宗教的な意味とかは全くわからんかったけど、わからんでもストーリーを理解するのに影響ないし。
けど何年か前に新ローマ法王決める時の「コンクラーベ」のニュースをやっとったのが記憶にあったのは、予備知識としてはかなりプラスやったという気がする。
あー見た見たこれってカンジで。

それに舞台のイタリア、ヴァチカンの街も、映像自体もキレイで、実際行ってみたいって気にもさせられましたよ。
特に警官とかカッコイイんよこれが。まあ俳優なんやろうけどさ。
けどイタリア人ってフツーの人でも俳優並にカッコイイっていうけん、あながち映画としての誇張やないかもしれん。
実際アズーリのみなさんとか全員カッコイイし。
他の国の代表とはルックスの平均値の高さが違うよねー。
って映画の話じゃないっていう。

とりあえずトム・ハンクスは常に磐石ってカンジで特に語ることもないが、
ユアン・マクレガーが「天使と悪魔」っていうタイトルのキーマンってコトで。
じゃないとユアン君のキャスティングの意味ないもんねえ。

それにしても、相変わらずソニーピクチャーズの映画はここぞという所にソニー製品がどーんとうつりますね。