NEXTDOOR GIRL

今年のアカデミー賞、主演女優賞はサンドラ・ブロックだそうで。
それに先立ってラジー賞も受賞しており、最低と最高のダブル受賞は至上初だそうで。
しかも彼女はラジー賞の授賞式にもきっちり出席するという、
話のわかるというか器がでかいというか、笑いというもんを理解しているというところを見せており、
まあ、私の中じゃかなりこのことは高感度高かったりするのだが。


元々、この人を認識したのはかの有名な「スピード」なんだが、
別にその時は何とも思っていなかった。
むしろあんまキレイじゃない人やなーというのが率直な感想であった。


しかし、「デンジャラス・ビューティー」の彼女のキャラクターは非常に印象深かった。
私の中じゃ、サンドラ・ブロックにはコメディが一番似合ってる気がする。
(なんかそこら辺が日本じゃ天海祐希とかぶるんよねー)
アメリカじゃ「隣のお姉さん」って愛称をつけられとるらしいが、ま、それも納得するよ。
そういうコメディのイメージもあるんで、
ラジー賞の授賞式に出席っていうネタは非常に彼女にフィットしていてよかったよ。
けど「しあわせの隠れ場所」を映画館で見たいかというと、そうでもない。
まあ北九州じゃ上映されてないんやけど。
アカデミー賞の影響で今後上映決まるかもしれんけど。

アカデミー賞


今年のアカデミー賞が決まりましたねえ。


十年前の自分を振り返ると、
そりゃあもう試写会を含めて映画館で映画見る回数とか少なくても週一、
ビデオまで入れたら最低でも週ニは映画見ていたもんである。
それに比べたらめっきり映画を見ることもなく、
新しいことに食いついていく気力をなくすというわかりやすい老化現象がこの身を確実に衰えさせていることを痛感せずにはいられないワケだが。
そんな私がアカデミー賞云々言うのもどうなのかっていう気もすごいするワケだが。
それでもあえて書かせていただくならば、
ま、作品賞「ハート・ロッカー」は妥当よねーってコトか。


巷じゃ「アバター」で鉄板みたいな報道のされ方やったけど、
やっぱアカデミー的にアバターじゃないやろうってカンジよね。
見てもないくせに言うなって話やけど。
まあ、日頃映画とか大して興味がない人でも見ているらしいアバターに殆ど興味を持てない私なんでこの感想は仕方ないんよ。
どうやら未知の生物っぽいモンが出てくる映画にあんま興味を持てんってコトに最近ようやく気付いたんやけど。
確かに映像とかすごいんやろうなーとは思うんやけどねえ。
そういう映像とかすごくて、
業界の3D普及させたくてたまらんという意向を考えたら、アバターほどよく出来た作品はないんかもしれんけど。
だからこそアバターはアカデミーじゃないやろうなあって気がしたんよね。
ここ10年の受賞作品みても、娯楽超大作って「ロード・オブ・ザ・リング」くらいやし。
去年に至っては「スラムドッグ・ミリオネア」やし。
ダニー・ボイルの翌年がジェームズ・キャメロンはないやろうって思うもん。


と、いうワケで(強引)
アバター見に行くことはないけど、「ハート・ロッカー」は早速明日見に行ってこようかと思います。
今年はちょっと映画生活復帰しようかなと。
その後の予定は来週「シャーロック・ホームズ」、その次は「NINE」の予定です。

一億総親戚状態


オリンピックも終わり
忘れっぽい日本人の間ではオリンピックがあったことすらそろそろ忘れ去られそうな気配の中
敢えてオリンピックで感じたことを書こうかと思う。
もう全然アップ・トゥ・デイトじゃないカンジで。


冬のオリンピックといえば、やっぱクライマックスにして最大の華なのはフィギュアスケートなんじゃないかと思うが、
そんな中やっぱ注目は浅田真央ちゃんだったと思う。
もう勝った負けたに関してはこの際いいとして。

何だろう。彼女のあの並外れて年齢不相応な少女っぽさは。
例えば19歳の女の子が、背中に羽をつけて天使のコスプレをしたとする。
そのくらいの年になると、概ねキャバ嬢のイベント臭とかB級オタク臭とかが出てしまうもんである。
要するにどっちにしろ不自然さは否めないと。
しかし、真央ちゃんの場合、
コスプレと言うよりは、幼稚園児のおゆうぎ会に見えるんじゃないかと。
真央ちゃんの屈託のなさとかあどけなさのレベルは幼児レベルなんじゃないかと。
少なくとも今時の小学校高学年女子よりは確実にあどけないと思う。


だからだろうか。
彼女に向けられる一般人達の思いが、自分の娘や孫、もしくは妹や従姉妹に向けられる思いに酷似しているような気がするのは。
そういえば何年か前、お父さん達に聞く「娘にしたい有名人ランキング」のベスト3は新垣結衣長澤まさみ、そして浅田真央やった記憶がある。
お父さん達、わかりやすい。


けど、お父さん達以外でも、今回身の回りの20代女子とかまでが真央ちゃん真央ちゃんと言っていた。


「真央ちゃん見てたら、親戚やら近所の世話焼きおばちゃんの気持ちがわかるようになりました。
だって真央ちゃんには絶対変な男と結婚してもらいたくないです!もう気になって仕方がないです!
ま、私の妄想では真央ちゃんは小塚君と結婚することになってるんですけど!」


などと言っている、真央ちゃんどころかまだ自分も結婚してない若い娘さんまでもが言っていたくらいである。
確かに。
実際、私も真央ちゃんに絡んでいるプルシェンコを見て、


こいつ真央ちゃんが初心なんをいいことに誘惑しようとしとるとかいな、
真央ちゃんとの子供なら天才ジャンパーが生れるハズとか計算しよるっちゃないかいな、
いや、しかしまあそれもまた真央ちゃんにとっては幸せかもしれんねえ・・・

などと妄想しまくりであった。
すごい余計なお世話っていう。

例のキム・ヨナがかの国では「国民の妹」と称されているそうだが、真央ちゃんも十分「国民の娘」状態だと思う。
むしろ真央ちゃんのが妙なモン背負わされとらん分、純粋に国民の娘っぽいと思う。
今の日本、
肝心な部分での国民の精神年齢は年々低下しているにもかかわらず、余計な所じゃ早いうちからませてる女子達の多い中、
真央ちゃんの持つあどけなさはものすごい希少価値であり、そこが万民の心を引きつけるんやろうなあ。

風が強く吹いている


毎年、正月はニューイヤー駅伝天皇杯
そして箱根駅伝で過ぎていくのが常である。


昨今のランニングブームの影響も若干あって、
箱根駅伝辺りは以前より扱い多くなってる気がするようなしないような。
そんな中、試合前より注目されていた
「新・山の神」こと東洋大の柏原君が期待に違わぬ活躍をみせましたね。


いやー。すごい。


顔はきつそうなのに全然走りが鈍らんところもすごい。
更に彼のせいで5区の距離短縮するとかいう話が出るところがまたすごい。
ルール改正って。
それノルディック複合とかが日本勝たせんためにルール変えられてきたんと同じやん。
そんなせこいコト日本の中でやってどうする。
んなのんものすご強いニ年生の外人が2年連続で2区走ってずば抜けの成績出したらルール変えるんかって話よね。
ホント、それだけは勘弁して欲しいわー。


で、箱根駅伝を題材にした映画「風が強く吹いている」なんですけど、
2日から今日までの一週間限定で、
箱根のルート近辺の劇場では再上映されたらしい。
まあ、いい企画と思う。
むしろ全国的に公開をこの時期にした方がよかったんじゃないかとも思うが。


映画自体は箱根駅伝にも体育会系にも興味なくても、
誰が見てもちゃんとわかるし面白いと思う。
普通に感動出来る青春映画でよく出来てます。
特に林遣都の走る姿は必見です。
リアリティあり過ぎです。
体つきからフォームまでホントに箱根のランナーみたいです。
逆にライバル役の五十嵐隼士やら渡辺大やらはガタイ良過ぎて長距離選手には見えません。


林遣都は野球に高飛び込みに駅伝とスポーツ選手役が多いけど、
やっぱ実際運動神経いいんやろうねえ。
まあ野球は経験者ってんで「バッテリー」抜擢されたらしいけど。


ついでにロケは北九州や福岡、大分と九州で行われてて、
北九州は小文字通りとかリバーウォーク前とか戸畑区役所、戸畑消防署付近とかが写るんで、
地元の人は見てたらわかると思います。

椿鬼奴の時代


先日、通りがかりにスマスマを見た。
ほんの数分だが、実に久しぶりにスマスマを見た。
もう何年ぶりかわからんくらいに。


その時、
画面には、ボン・ジョヴィと並んで「It's My Life」を熱唱するキムタク様の姿が映っていた。


あー。
何が悲しゅうしてキムタクがツヤつけまくって熱唱する姿を見せられないかんのか。
ボン・ジョヴィだけを見せてくれと。
熱唱するジョン・ボン・ジョヴィの姿だけを見せてくれと。


も、あのキムタク様の
ボン・ジョヴィと対等に歌うオレを見れて感謝しな」
と言わんばかりの自己顕示欲に辟易ですよ。
キムタク様ファンには申し訳ないっすけど、もうマジお腹いっぱいっすよ。


どうせジョンの隣で誰か熱唱させるなら椿鬼奴にして欲しい。
ボン・ジョヴィに対する思いの熱さなら絶対キムタクより鬼奴のハズだ。

案外この意見に賛同してくれる人が多かったのがまたびっくりってカンジなんやけど。
ようやく世間が鬼奴に追いついて来たってコトですかねえ。
ゆるい深夜番組でピエール瀧とかと出とるの初めて見た時はびっくりしたけど。
あの扮装に。
そういえば最近椿鬼奴あの扮装でテレビ出とるの見らんね。
むしろ元々扮装しとったコトすら知らん人の方が多かったりするんかも。
にしおかすみこがSMのカッコしとったコトより断然知られてないよね。
まあどっちもどうでもいいコトやけど。

散り際は秋晴れの空の下


麻生総理の辞任会見はなかなかよかったんじゃないかと思います。
最初っから言い訳ばっかしよる鳩山総理の就任演説とかより断然。


麻生さんって、福岡(ってか飯塚)が地盤ってコトもあって、
昔からよく名前を聞く政治家ではあったが、
決していい印象をもっとったワケでもないんよね。
けど、首相になってからのあのマスコミの揚げ足取りにはホント辟易っていうか。
そしたら応援したくなるっていうか。
敵の敵は見方の法則発動っていうか。


ニュース見よったら、
官邸を去る麻生総理を見送る人達が沿道に集まり、
日の丸を振りながら声援をおくっている映像が流れていた。
おそらくネット経由で集まった人なんやろうと思うが。
黒塗りの車から降りて、集まった人達に笑顔で手を振って頭を下げる麻生さんの姿は非常に印象的やったよ。
また天気がいかにもな秋晴れで。
その秋独特の色をした景色の中で見せたあの笑顔に、
掛け値なしの麻生さんの心情が表れとった気がする。


従来のマスコミの枠ではなく、ネットの世界でスターになり、
その世界の中では最後までスターやったとか、
これほど今の空気を象徴する総理大臣もなかなかおらんのやないかと思う。
そう考えると、惜しい人を亡くしたって気がするねえ。
いや亡くなってないけど、。

Nothing's Gonna Change


日本の新しい歴史が始まる日ですかー。
ふーん。
ふーんとしか言いようがないよね。
なんやかんや言いつつ、殆どの日本人は民主政権になったからといって、
何か素晴らしい未来が訪れるとか期待しちゃおらんと思うが。
そんな呑気なヒトはさすがにそうそうおらんやろう。
私とかむしろ売国奴達によって日本が滅茶苦茶にされるんやなかろうかってコトが悲しくて泣きたいくらいだ。
もう鳩山夫人の

「我が成り上がり人生完結の日」

に対する感無量の表情が気持ち悪くて仕方ありませんでした。


赤松とか横路とか赤いヒト達の名前見ただけで暗澹たる気分になるっていう。
頼むけんミズホの寝言につきあっとるうちに日本転覆とかいう憂き目にだけは合わさんでくれ。


まあねえ。
民主の中にもちゃんとした人は沢山おると思うけどさ。
原口さんとか長妻FBIとかには頑張って欲しいが。

そういえばこんな記事も出とったけど。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090915-00000041-mai-soci


ネタ的な扱いばっかされとるけど、ちゃんと言うことは言ってくれとるけん立派と思う。